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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第17章 近過ぎたキミ②(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠


「あー!うっせぇな!
これから出来ンの!
タバコねぇから
買ってくる!」

へばりつく繋心を
振りきり店から出て
近くのコンビニに向かって歩いてると

あ、れ?

オレの側を通り過ぎる
カップルに目が釘付けになる

「及川くん!今日は楽しかった!
ありがとー」

「ハイハーイ。
家、こっちで良いのかな?」

「うん!ね?泊まってく?」

おいおい。
あのカワイコチャンは?

「…今日は止めとく〜
また壊しちゃったら
困るだろ?ね?」

また、って。
お盛んな事。

「良いのに…
でも、及川くんが
そう言うなら我慢するー」

「いい子だね。
今度ご褒美あげるからさ」

女の子の肩を抱いて
離れて行く姿に
苛立ちが溢れる

もちろん、この時は
あの二人が兄妹なんて
知らないから

及川の事は
ただのチャラ男だと
嫌悪感が渦巻く。

そんな奴なら
奪うのも心が痛まなくて良い。

そう思って
なんとか心を沈め
店で朝まで
繋心のバカ話に付き合いながらも
その日は
酔える事は無かった。
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