第17章 近過ぎたキミ②(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠
起きたら服もチャント着てて
一人で自分の部屋で眠ってた
『徹の匂いがする…』
肌から香る徹とのエッチな匂いに
ドキドキして
ハジメテを思い出す
『お部屋行ったら…怒られるかな?』
ベットから降りて
歩こうとしたら
『オマタ…痛…
腰も…ダルい…』
オマタに腰…
やっぱりエッチな事した…から?だよね?
カーッと赤くなる顔
『本当に徹と…きゃー!
私彼女…じゃ、ないけど!
…彼女…みたいだよね!
彼女…には…なれないのかな…』
自分で言ったくせに
なれても、なれなくても
誰にも言えないけど…
なんてドンドン気分が落ちて来る
『暗い!!
徹と私が知ってたら良いもん!
自慢なんか出来無くても…
良いもんね…』
誰に話すわけじゃない
ただの独り言を
壁の向こうの徹にでも
話す様に口に出す
『逢いに行っても良い?』
壁一枚が嫌だ。
側に居たい。
重たい身体を引き摺るように
部屋を出て
徹の部屋に入ると
徹の寝息が聞こえる