第17章 近過ぎたキミ②(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠
『変な気持ちになります!
ムズムズするし
わ、分かんないけど
なんか恥ずかしいから!』
ハラハラするオレの予想は
ゴロリとひっくり返されて
真っ赤に染まる姫凪を
思わずキョトンと見つめるてしまう
『そ、そんな顔しないで!
変な事言ってるの分かってる!
でも、仕方ないじゃん!
興味ある!色々知りたい!
徹に教えてほしいの!!』
真っ赤に染まる顔は
ドンドン女になって
フワフワしてた空気は
色香を纏って
艶々してる
…なんなんだよ、全くさ。
「いつどこで覚えたの?
そんな煽り文句。
オレの我慢のHP一気にゼロだよ
ほんと止まんないからね…?
先ずは…ムズムズ…鎮めよっか…?」
またワントーン薄くなる
ボーダーラインの色
踏み越えちゃイケナイって
警鐘を鳴らす音が
『鎮めて…徹……』
姫凪の声で掻き消える
上がっていく口角
姫凪の目に
オレはどう映る?
舌なめずりをする
オオカミの様に見えるかな?
「分かったよ、姫凪
どこかムズムズするのかな?
ここ?」
姫凪の胸元を開いて
浅く出来た谷間を
指で嬲る
『え?そこ…じゃな……ァン!』
そのまま突起に小指をかけて
クニクニ弄れば
指を跳ね返す様に
硬くなる
「これ、なに?
ビンビンになってきた
感じてるの?
どうなのさ…?」
『分からな…ぁん!』
「声、可愛い…今は出して良いよ…?
オレしか聞いてないから…さ」
可愛い声に細く細くなる
理性の糸