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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第74章 キミのトナリ オレのトナリ(及川徹)


なにか…ないの!?
武器になりそうなモノ…

キョロキョロしてみるけど
もちろんお風呂場に
そんなのあるわけもなく

仕方なく手に取った
髪の毛のブラシを
握り締め
ソッとお風呂場から出る

音のする方に
ゆっくり進むと…
大きな人影

大男だ!

どうしよう
戦ったら骨も残らないよー
こんな時に徹が居てくれたら

…って!
居なくて良いモン!
元カノなんかと遊ぶような徹なんか…

でも…でも…

「あれ?もうお風呂上がったの?
なにしてんのさ
ブラシなんか持って
髪の毛乾かして欲しいのかい?」

そうそう。
この優しい声が
本当は大好きで…
居なくて良いなんて
思ってなんかな…い?!!

『徹!?』

「なにさ?」

いや、こっちが何さ!

『なんで居るの!?
てゆっかどうやって入ったの!?』

「どうやってって
玄関からだよ」

『え?だって、私…鍵…閉め…』
「開いてたよ。
不用心すぎるでしょ
分かってんの?」
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