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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第74章 キミのトナリ オレのトナリ(及川徹)


呆れ顔の岩ちゃんを引き摺って
アチコチ探しに走り回る

屋上にも体育館裏にも居ないし
後は後は…
頭を抱える私に

「あ…」

小さな声が降ってくる

『え?居た?!』

「いや、イネェ。
こっち来い姫凪」

見上げた顔を固定するように
頭を抑え

「行くぞ」

不自然な程
強引にその場を
離れさせようとしてくる

こんな岩ちゃん知らない!
これは絶対

『岩ちゃん!
なに隠してる、の!?』

怪しいっ!

私の声で岩ちゃんが
怯んだスキを突いて
岩ちゃんの背中の向こうを見つめる…と

『え?なんで?』

「…だーから。
行くぞって言ったのによ…」

徹の姿

だけじゃない。

「…どういうつもり?
意味分かんないんだけど」

「頼むよ!この通り!!

サクラ!!」

元カノの姿。

何で居るの?
何してるの?

何で…

「いやよ。
なんで今更徹となんか…
しかも…」
「お願い、頼むよ
一日だけ!ね?」

徹がその子に
言い寄ってるの?
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