第74章 キミのトナリ オレのトナリ（及川徹）

ビクビクと震える身体
硬く尖る胸の突起
俺が移した赤が残る唇からは
喘ぎ声が漏れる

「もっと哭けよ
そのまま力抜いて…て」

ユックリ指を奥へ
押し込んで
ギュッと締まる
ナカをユックリ広げていく

『ぁ、やﾝ…徹…！
怖い…よぉ…痛、、』

「ん、ごめん
もうチョットだけ我慢して？
そう…上手…
どう？痛いの、少しは
マシになって来たんじゃない？
凄いグチャグチャに
濡れて来てる」

指に絡まる愛液も
水音もドンドン大きくなって来る

『言わ…ないで
恥ずかしい、よ』

「恥ずかしがる顔が
見たいんだよ…
好きだよ、姫凪」

俺の声に反応したナカが
指を締め付けるのが分かる

「…俺の声感じる？
凄い締め付けだよ、姫凪
言ってごらん？
感じてる？」

グチュグチュと
動かす指の速度を上げ
溢れる声を耳で受け止める

「言えってば
もうシテあげないよ？」

ピタリと動きを止め
ユックリ指を引き抜く動作をすると

『だ…め…
止めない、で？』

甘い懇願