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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第74章 キミのトナリ オレのトナリ(及川徹)


もしかしたら
少しくらい経験はあるのかも…

這わせる指を増やし
跳ねる身体を見下ろしてると

『ダメって言ってるのにー!
徹のバカーー!』

茹でダコみたいな顔で
俺を睨み付けて
凄い勢いで抑え込まれてる
手足を動かし出した

「ゥグワッ!」

その中の一発が
俺のみぞおちに入り
姫凪から離れて
床に蹲ってると

『な、なんでいっつも
イキナリ変なスイッチ入って
暴走するのよ!
脳内エッチな事しか
ないんじゃないの!?』

俺の背中やら
頭やらを怒鳴りながら
パンチして来る

追い打ち感が凄いし
言ってる事は
大まかに分けたら
間違ってないんだけど、さ?

でも、微妙にズレてんだよね
どういう事かって?

「俺の脳内は
姫凪でイッパイだよ
スイッチ入るのも
姫凪が誰かとって
思ったら悔しくて…
俺以外に触れられた感覚なんか
全部上書きしたいって
思ったんだよ」

こういう事だよ。
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