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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第74章 キミのトナリ オレのトナリ(及川徹)


眉を下げた姫凪が
ユックリ俺に寄り添う

あぁ、もう。
可愛いな、コンニャロ。
我慢してるこっちの身にも
なってよね?

「気にし…たよ。
カナリ凹んだし
調子落ち過ぎて岩ちゃんに
ボコボコにされたし
まっつんとマッキーには
ラーメン奢らされて
姉ちゃんには
猛を押し付けられた…」

必死に堪えた欲望に
気付かれない様に
少しスカしてみる俺に

『ちょ、そこは
"気にしてないよ"じゃないの!?
なんか私が全部悪いみたいに…
しかも猛は関係ないんじゃ…』

頬を膨らませ素直に反応してくる
姫凪がまた堪らない

「姫凪のせいだよ
俺をこんなに追い込むのは
姫凪しかいないんだからさ」

膨れる頬を唇で潰し

「…俺には
キミしか居ない
俺の彼女になって欲しい」

囁く気持ち

『か、かのじょ?
徹…の?』

「当たり前。
俺以外の彼女になんか
したいわけないでしょ?」

俺の言葉に抱き寄せた肩が
微かに震えるのを感じて
少し不安になるけど
退けない退くわけにはいかない
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