• テキストサイズ

夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第73章 ♑瞳を閉じても②(赤葦京治)完結


あの人に会うまでは、ね。

「あれ?あかーしくん?」

「またアナタですか
アキラさん」

姫凪さんの店の近くで
足を止めたのは
ある意味木兎さんより
会いたくなかった
いけ好かな…ンンンッ!
苦手な部類のこの人。

「そんな邪険にしないでよ
昨日はゴメンネ?
姫凪ちゃん何か
病んでそうだったから
気晴らしに誘っちゃって」

「人の彼女を勝手に
病ませないでくれますか?失礼な。
それに、アナタが出張ってくる
案件じゃないですよ」

完璧に八つ当たりしてるのは
自覚してるし
かっこ悪いとも思うけど
八つ当たりでもしないと
やってられないとか
思ってしまった

「言うねぇ…」

「言い過ぎました、スイマセン
急いでるので
これで失礼します
サヨナラ」

一応カタチだけ謝って
立ち去ろうとした背中に

「いいよ?俺も
言い過ぎる質だから」

ヒヤリとする声

「なんですか?
まさか、姫凪さんに
何か言ったんですか?」

「まさか。
今から言う所、かな」
/ 4690ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp