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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第72章 ♑瞳を閉じても(赤葦京治)


「せやかて…
木兎くん居ったら
(エロい事も…出来やんで?)」

コソコソ耳打つ言葉に
"だろうな"と軽く笑い

「木兎さん、行きますよ
俺の夜の癒やし奪うんですから
タクシー代とここの支払い
お願いしますね?」

木兎さんの身体を揺らす

「わかった!」

「優しい思ったら
赤葦意外と鬼畜やな…
結構いっとるで?
しかもタクシーって…」

「宿泊費だよ
姫凪さんに会ったら
絶対帰らないって
駄々こねるんだから
この巨体を俺に一人で
運べるわけないだろう
タクシー捕まえて来るから
店の前まで連れてきてくれ」

一足先に店を出て
タクシーを待つ間
姫凪さんに電話を掛ける
時間的に向こうも終わってるだろう

少し長めのコールの後
"もしもし"と聞こえた声は
予想外に近かった

『京治?!
ここで飲んでたの?!』

耳に届く声は携帯からと言うより
後ろ…から?

"運命かな?"と戯けて
木兎さんが来る前にハグの一つでもと
思って振り返った顔が
一気に強張る
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