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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第70章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋⑥(宮侑 治)


次の日の朝は
腰痛いし身体バキバキやし
試合した後より
エグいコンディションで
朝練無い事を
初めて幸せに思った

せやけど

「…朝のジョギングだけは
やっとかな…」

日課サボるわけには
イカンよなー
我ながら真面目やな、俺は。
なんて自画自賛でもして
無理矢理ヤル気ださせな
フラフラし過ぎる身体を引きずり
部屋を出ると
もう制服を着て
出掛けようとしてる侑の背中

「なんや、もう出るんか?
今日朝練ない日やで」

あくび混じりに声を掛ける

「…おん」

まさか、一人で抜け駆け練するつもりか?

体育館忍び込んで
北さんに怒られる侑と
それに巻き込まれて怒られる自分の姿が
脳内で再生され

「忍び込んだら
北さんにメッチャ怒られんで?
アラン君、今日歯医者言うてたから
庇ってくれやんよ?」

からかいがちに制止の言葉を
投げ掛けるけど

「…知っとる。
急いどるから、ほなな」

いつも以上に素っ気ない返事

変やな。
いつもよりテンション低ない?
なんか顔色良くないし
フラフラしとる様な…

ハハーン…お前もか?
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