第70章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋⑥（宮侑 治）

可愛過ぎて…

「そんなんしたら…喉も壊したなるやん！」

益々荒ぶる俺のアチコチは
サクラの喉を
綺麗に整えられた胸元を
犯して乱して
壊したいと暴れる

片手で抑えた頭
振り抜く腰
空いた手は大きな胸を
服の上から弄って
瞳いっぱいに苦しそうに歪みながらも
必至に奉仕するサクラを映しながら

「サクラ、出るっ！
全部、飲んで…ｯｯ」

最後の一滴まで
喉の奥にブッカケた

咳き込みつつ
俺の欲を飲み干したサクラを抱き締め

「…最高や…
溺れまくってまう…
お前は俺だけのや
誰にも渡さん…！
サクラ…好きやで…」

赤い華でマーキングをする

「…うん…誰にも渡さんといて
誰にも…行かんといて…」

「行くわけないやん
サクラしか要らん」

「…ん…嬉しい…」

サクラの愛に満たされ
違和感は薄れて行った
掠れた声は
喉に張り付いた欲のせいやと思ってた

明日もきっと
いつも通り笑うサクラを見れると
信じきってサクラを送って
死んだ様に夢に落ちた