第67章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋③(宮侑、宮治)
それより、なにより
見たくないねん
あの姫凪から
笑顔が消えるのを
あの顔が涙で歪んで
ぐちゃぐちゃになるんを。
とりあえず静かな所で
切り出し方を考えよ…
「すいませーん
頭痛いから寝かしてくださーい」
『え?侑?』
って!なんで居る!?
「なんや?宮くんも?
布施さんは
この前から調子良うないし
変な風邪でも流行ってるんやろか?
ほら、入って熱測りなさい」
『侑も頭痛いん?
大丈夫?風邪?
治くんの移った?』
いやいや!お前の事で頭痛いんや!