第67章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋③(宮侑、宮治)
「そう言えば
朝からズット話が中途半端やったよな
何があったんや?
別にシャシャり出ぇへんから
スッキリするなら
話せや」
何本目かの串を串入れに刺しこんで
姫凪を見つめると
『…うん…侑、出よか?』
ウーロン茶を流し込んで
伝票を持ち席を立つ
「おん。
てゆっか何持っとんねん、貸せや」
伝票を奪い取り
「チョットくらいは
カッコつけさせぇ
ほら、行くで」
レジに向かう
『はぁ!?
カッコつけなや!
私が払う言うたやん!』
「カッコつけさせぇ言うたやん
黙って付いて来い」