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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)
第66章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋②(宮侑、宮治)
喉は昨日より枯れて
「姫凪?まさか風邪?!
まさか雨濡れたんちゃうやんな?
熱は?薬持ってこようか?」
サクラはいつもの様に
私の心配をするから
『徹夜でゲームしてただけ!
風邪とかちゃうから!
サクラは気にせんと学校行って!』
私は、なるべく
元気に聞こえるように
枯れた声を張り上げて
サクラを遠ざける
「いや…ガラガラやん…
姫凪入るで?」
アカン!移ってまうやん!
『入らんでエエって!
眠いねん!寝かせてや…
私に構わんといて…!』
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