第66章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋②(宮侑、宮治)
教室には
侑の姿は無い
いつもやったらサクラに
ヘバリ付いとんのに。
「サクラ、侑知らへん?」
友達から借りたらしき一限目のノートを
真面目に写すサクラに声を掛ける
手を止めて見上げるサクラ
さっきの今やった事を思い出して
少し気まずかったけど
「二限目の途中に戻って来たけど
チャイムなったらスグ出て行ったで
どないしたん?
バレーの事?」
思ってた以上に普通に話せて
少しだけホッとする
「男子にも聞いてみよか?」
その上、気遣ってくれるとか
エエ子か!