第37章 ♓それはまるで奇跡の様な…(月島明光)生誕記念 完結
ちょうど俺もバタバタする時期だし
まぁ…うん…チョットなら、って
思ってた。
何がなんでも止めとけばと思ったのは
「姫凪!大丈夫か!?」
俺の誕生日の前日。
姫凪が急に熱を出したと
マコトから電話があったから。
『あ、明光…そんなに慌てなくても
いつものヤツだよ?スグ良くなるのに…
あれ?蛍くんも来てくれたの?』
部屋のドアを開けると
グッタリとベットに沈んでる姫凪が
俺と蛍を見てビックリしたように
目を丸める
なんで蛍も居るか?
まぁ…それは…
「アニキが死ぬ程取り乱して
事故りそうだから
母さんに付いてけって言われた。」
こういう事。