第23章 ♑世界最速のプレゼント(赤葦京治)生誕記念 完結
「なん、だ?
…まさか!」
部室を飛び出して
ダッシュする廊下
「あ!赤葦やん
久々やね〜」
残念。
まぁ、そうか。
来るならさっきのLINEの
返信はオカシイですもんね。
体育館に居たのは
黒尾さんの彼女のアイさん
「人の彼女を見て
あからさまにガッカリしないでクダサイ!」
「しゃあないやん?
赤葦は姫凪ちゃんの事しか
頭にないんやから
私は鉄朗が喜んでくれただけで
満足やしな」
「ハムちゃん…!
こんな所で煽んな!
練習に身が入り過ぎる」
身が入り過ぎて
ツブレテシマエバイイ。