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デリバリー【気象系BL】

第11章 恋人


「教えて? 一つになる方法」

「うん… 手、出して…?」

「こう?」


教わりながら、なんてカッコ悪いかもしれないけど
初めてなんだからイイよね?
きっとこれから何度だって重ねて
いつか俺がリード出来るようになればいい
変わらないのは
1回目の今日も、10回目も、100回目も
誰よりもカズくんを好きな気持ち
それだけは
きっとずっと変わらない
変わりたくない


「うゎ… なんか凄いトロトロ」


手のひらに出されたローションの
ピチャッ
グチュッ
という厭らしい水音にドキドキする


「このまま指、挿入てみて…?」


カズくんの、俺を受け入れる場所に
言われるがままローションを絡ませた指をゆっくりと押し挿入た


うわ…
中、柔らかい
柔らかいのに、吸い付くようにキュウキュウで


「んっ…」

「痛い…?」

「痛くない、からっ…もっと、」


甘い声でもっと、なんてせがまれたら
俺の俺が爆発しそうなんですけど…!
ローションを送り込ませるようにしながら
指を奥へと進ませ、出し入れした


「…はぁっ…ぁ、……んっ……」


艶のある声が漏れるようになって
それが感じ始めてる証拠なのだとわかる 
割と浅い方のある部分に偶然触れた時


「…んぁっ…!」


カズくんの身体がビクン、と震えて
明らかに今までとは違う反応を示した


此処…ナニ…??
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