第7章 全国大会
仁王「なあ柳生よ、どうしたらいい」
柳生「え?ああ、さんの事ですか?」
仁王「そ。なかなか伝わらんでな…」
柳生「少し天然要素がありますからね。ここはストレートに言うしかないでしょう」
仁王「やっぱそうしかないか…」
得意じゃないんだよな…そういうの。
仁王「けどな…勘違いかもしれん」
柳生「勘違い?」
仁王「ああ、俺を好きなんかもしれんって思っとったが…あんな事されて…俺がただ舞い上がってただけかもしれん」
柳生「あんな事?」
仁王「それは秘密じゃ」
柳生「ですが嬉しい事だったのですね?」
仁王「まあな。けど真意が見えん」
柳生「でしたら確認するべきでしょう。直接」
仁王「ハァ…言うにはちと荷が重いぜよ…」
柳生「でないと取られてしまいますよ」
仁王「ああ、わかっとる」