第2章 全てはここから
仁王「だからぶつかったと言ったじゃろ?向こう怪我しとったしの、放っておくわけにはいかんだろ」
…って、ちょいと話を大袈裟にしておく。
真田「だいたい寝過ごすのがいかんのだ!」
幸村「真田、黙って」
真田「幸村…」
幸村「仁王、どんな理由があっても遅刻は遅刻だからね。罰は受けてもらうよ」
仁王「げ…」
幸村「さあ、グラウンド60行こうか」
仁王「予想より10多いぜよ…」
幸村「何か言ったかな」
仁王「なんも」
赤也「っへへ!頑張って下さいよ〜!仁王先輩!」
柳「赤也、お前もだ」
赤也「……んげ」
仁王「ほら、行くぜよ赤也」
赤也「ちぇ、俺の事は忘れたと思ったのによ〜」