第2章 全てはここから
仁王「…とまあこういうわけじゃ」
結局俺は遅刻。
今さっき起きた事を皆に話したとこぜよ。
柳生「それ…氷帝の制服じゃないでしょうか」
ブン太「氷帝?なんでまた」
柳生「それはわかりませんが…」
ジャ「確か女子も胸のあたりに“帝”って入ってるよな、あそこ」
赤也「本当に入ってたんスか?」
仁王「ああ、間違いない」
ブン太「何しに神奈川まで来るんだ?今は休みじゃないだろぃ」
確かにそうじゃな…一体何の為に…
柳「その人ならここに来る時見かけたぞ」
赤也「マジっスか柳先輩!」
柳「ああ、ウチの学校に用があったようだ」
ジャ「ウチに?一体何の用だよ…」
…なんかいい感じに話が逸れとるのう。
これなら制裁は食らわんでもよさそうじゃ。