TM NETWORK・Dragon the Festival
第7章 龍の洞窟
しばらくして、ハヤト以外の一行は洞窟の出口で空を見上げていた。
「やっほーーーー!!!」
ハヤトは龍に乗り大空を飛翔していた。
「解決したね、王子様」
ユーリが言うと、アルフレッドが頷く。
「ああ。あいつに頼んで良かったよ」
「まさかあいつが龍の主になるなんてな」
「一応、この国一番の剣士だしな」
「いいなー、お兄ちゃん。僕も乗せてくれないかなー」
アキが羨ましそうに呟いた。
龍の飛翔する空には大きな虹がかかっている。
こうして龍が人を襲うことはなくなり、この国に平和が訪れた。