第31章 部屋籠り
机から離れて畳の上にごろんと寝転ぶと、近侍にするなら誰かと考えてみることにした。
近侍って秘書みたいなものだし、仕事のサポートをしてくれそうなのは……やっぱり、長谷部が一番に思い浮かぶ。
長谷部を休ませなきゃいけないので他の人をっと考えてもまだまだみんなのこと知れてないので誰が適任なのかなんて全然わからない。
一期一振さん……長いので一期さんと呼ぼう。
あの人は秘書というか王子様って感じの人ではあるが、結構仕事ができそうなエリート的なイメージがある。
ありかもしれない。
三条の人達は……天下五剣とも言われる三日月さんにそんなこと頼むのはな……なら岩融さんは……。
三条の方々を思い浮かべはしたが石切丸さんと小狐丸さんなら頼りになるかも。
石切丸さんも会社にいそうなタイプだし小狐丸さんも……とりあえず三日月さん、石切丸さん、小狐丸さんを候補に入れておこう。
粟田口の彼等は……まず一期さん、薬研くん、平野くん、鳴狐、前田くん……短刀も結構いけるかも。
にっかりさんは……どうかな。
あまり話してないからわからないけど、結構いけるかもしれない。
明石は……ないな。
今はとにかく審神者としての仕事を安定させる手伝いをしてくれる人を真面目に考えよう。
まず、第一に長谷部。
彼の手際の良さから気遣いまで完璧すぎる。
正しく秘書って感じが好感高い。
あとは能力を見てみないことにはなんとも言えないが長谷部と相談して長谷部の次の近侍を一緒に考えてもらおうかな。
「さて、と……今日の昼食はたくあん出るかな」
今は手と頭を休めて昼食を待つことにしよう。