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【イケメン戦国】〜音姫〜

第15章 嬰壱点イ 女心〜幸村〜





「幸は、信玄様とどんな関係なの?」

「あー、あれだ。商人の上司だ。」

そんな風には見えなかったけどな……。


と、刻々と安土城に近づいている。

「幸、ここら辺なら大丈夫。」

「そうか。」

幸は、私の手を離す。


「ありがとう!」

私は、幸が帰っていたことを確認するとすぐに安土城に入った。


【幸村目線】

なんだよあいつ……


笑うわ、お礼を言うわ……



心臓がもてねーよ……



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