第11章 世界にひとつだけの花
【需要と供給】
「そう…イイコだね」
優しく髪を撫で微笑むと
嬉しそうに頬を染め、甘えて首に腕を回す
閉じられた瞳を見ながら
ご褒美のキスを与えた
次欲しさに、
仕事も確実に、
……大胆にこなすようになる
「ヤツと同じ職場に派遣で入るとはね。…どう、仲良くなれた?」
「……あの人って、推しに弱いの。」
「そう」
「私に任せて。ユウに邪魔な人間は私が消してあげる」
……消せなんて言ってないよ(笑)
僕は、困ってるって言ったんだ
数週間後には
続きをせがみに来た彼女は
その男と、ベッドに横たわってるポラロイド写真を渡してくれた
「相談したい事があるんですって誘ったの。
お酒にちょっと薬入れて酔わせたら…コレよ」
婚約者がいる身で、派遣社員の彼女に手を出したとなると、少なからず何かの処分はあるだろう
ねっとりと舌を絡ませ
貪るように、唇を重ねる彼女に応えながら
髪を撫で
スカートを捲り上げると
下着越しでも潤いがわかるソコに、割れ目に添って指を滑らせた
「あっ…、ン…」
身体を捻らせ、自ら密着させるあさましい女
隙間から指を入れ、グチャグチャと音を立てた
「ぁ…んっ‥‥私、あの男とは何もしてないから。写真だけよ?……私がシタいのはゆうだけ」
そんな事、どうだっていいよ
彼女の指が僕の太股を這い
中心に到達すると、撫でながら、ズボンの上にソレを型取ろうとする
スッと彼女の手首を握り
笑顔を見せて、行為を中断させた
「まだ、だよ?……でも、指でイかせてあげるね」
突き立てたままだった指を3本に増やし
赤く膨れ上がった蕾を擦りながら、速度を上げると
彼女の口から、絶えず高い声が漏れ
だらしなく涎が流れた
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