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【NARUTO】人狼といっしょ。

第4章 少しの歩み。


 部屋を後にして茶の間に行くとオビトは背を向いていた。
「お前、に何してたわけ」
「な、何もしてねーよ」
「はい、嘘。何したんだよ」
「お、怒るなよ」
「約束は出来ない」
膝を抱えぶつぶつ言いながら、振り返り視線をそらす。
「こ、腰をさすっていただけだ」
「はぁ?」
「や、やましいとかそんなんじゃねぇよ!ただ、その、なんだ、お前が帰るのを待ってびっくりさせてやろうとしたら、が熱っぽいのにお茶出してくれたり飯出してくれたりしたから、その、何かできないか聞いたら、腰をさすってくれって」
変な意味じゃねぇからな!
と念を押すあたりが下心なのだろう。と額を抑え頭をわし掴む。
「人の嫁さんの腰を触っていいとおもってんの?泣き虫オビトくん。」
「いっいていていってぇ!お前だってリンがっ」
「あの子は俺の奥さんだよ。俺の奥さんはあの子だけのもの。一生ね、俺が死ぬまで。勝手に触られるのは好きじゃないんだよね、オビト」
「解ったから!はなせっ!」
パッと離すと頭をさすって睨みつける。
「じゃぁリンはどうすんだよ。」
「俺、が好きだよ。一番ね」
「は?」
「奥さんはね、俺以外には美しいくて、可愛くて愛らしいとこが多いんだよ」
冷蔵庫の前にしゃがみ込みカカシは麦茶を二つのグラスに注ぐ。麦茶を冷蔵庫にしまうと、オビトに一つ渡す。
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