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【NARUTO】人狼といっしょ。

第4章 少しの歩み。


蔵の二人は何故か外でオビトがぐったりしていてヤマトはお母さんのようにグチグチ言いながら綺麗にしていた。
お蕎麦屋さんと氷さんが来ては案内をしていた。
茶の間に並べると、人を呼び歩き額にあせをかいていた。
ぞろぞろと集まると、手拭きと氷お水を配りお蕎麦を口にしていた。
紅はの頭に氷袋を乗せる。
「暑いでしょ」
「有り難うございます……はぁっ、きもちぃ」
台所にしゃがみ込むと、氷水をイタチからもらい口にすると真っ赤な顔でおいしいー!と呟く。
「今日は随分と歩きまわっていたんだ、ちゃんと水分もとっておきなさい」
「はい!」
「イタチ、あんたお母さんみたいな事言うのね」
「ずっと、世話をしていましたからね」
「カカシより付き合い長いの?」
「えぇ、そうなりますね」
「なるほどね」
はぼーっとしながら、イタチを眺めていた。
『、ご飯の時間ですよ』
『イタチさん、今日は野菜ありますか…』
『勿論ですよ、好き嫌いはよくありませんからね』
『意地悪ー!たべないー!』
『ダメです。食べて頂かないとダンゾウ様にご報告致します』
『それはいや!やだっ!』
『なら、ほら、食べてください』
ふふっと笑い出すと額をゲンマに弾かれ眼を丸くする。
「一人で笑ってたぞ」
頬をむにーと抓られるが痛くなくハッとする。
戸棚から薬を取り出しこそこそ飲むと、ヤマトが麦茶をとりに冷蔵庫を見ていた。
「食べますか?甘酢お嫌いでなければ」
揚げ豆腐にテンゾウはちらりと後ろを見たが、誰も気づいていないようだった。
「私の好物なんですよ、少し頂ければ後は食べて頂いてかまわないんで、食べきれないんですよ私」
「頂けるのなら…全然!」
二人で台所の隅っこにしゃがみ込みこそこそ食べる。
「んー!おいしいっ!暖かいのも好きなんですが冷やして食べるのもいいですね」
一口食べるとテンゾウに皿を渡していた。
テンゾウははそれしか食べれないのだと理解し箸を借りて一口食べてみる。
あっさりとしていて、食べやすく酢の酸味がなんとも食欲をそそる。
「おいしい…!美味しいですよ!」
は嬉しそうにしゃがんで見つめていた。
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