第8章 学校へ
翌朝、
私は学校の制服に身を包んで
学校に行く事にした……。
「さて、行きますか…!」
そう呟いて家を出て学校に向かった…。
「…誰も居ない…」
それもそうか、
私、皆より遅くに学校に向かってるんだもんね…
それにしても外に出るのも久しぶりかも……
買い物とかも買い溜めをしてて、
滅多に出掛けたりしてないから
外に出る必要がないんだよね……。
私の家、
両親は仕事の関係でずっと家に居ないから
引き込もっててもなにも言われないし…?
両親は家に居ないから、
私がこんな状況だってことも知らない、
というか言ってない。
学校側も問題を起こしたくないからって、
私の親に連絡してないだろうし…?
…最低の学校だ…
何なんだ、
あの学校の教師共はどいつもこいつも、
最低な奴ばっかりだーー…。
けれど、あの人は…
坂田銀八…
あの人は他の先生とは違う気も…
いや、そんなはずない…
先生なんてみんな同じだ…
きっと、銀八先生だってーー…。