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【彩雲国物語】彩華。

第4章 彩花。



 何を口走っていた?
 なんて思った?
 あの笑顔を俺は知っていた?
 グシャりと髪の毛をかいて、泣きじゃくる愛しい人の声を聞きながら俯いた。
 数分後旺季と息子が怒鳴りにくる。
 それまでの時間ただ、あの幸せいっぱいの笑顔を思い返していた。
 美しいあの笑顔を。


見覚えのある、向けられていただろう美しい姿。
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