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転校少女と…
第20章 『Anotherstory~№2』
それから君と過ごす日々は、
俺にとって喜楽の連続だった。
大好きなひとと居られるのが
こんなに幸せなことだったなんて、
忘れていた。
俺は毎日幸せだった。
でも勇太とはそれっきり、
まったく話していない。
嶺亜もそうだ…
でも、
俺も嶺亜もあみを信じて
正解だったと確信している。
一緒にいて分かる。
あみはいいひとだって。
それに気づいていない勇太は、
ちょっと残念だと思う。
しかし、
それは俺にとって
ちょっとした優越感だった。
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