第20章 『Anotherstory~№２』

それはあくまで噂の話だった。

だから俺は信じようがなかった。

それに、

身をもって人を助けるひとが

人の悪口など言うのだろうか…

そう思っていた。


神「なんなんだよっ！
仲いいって思ってたのに
俺だけかよ…」


勇太が泣きそうになってる

とこなんて初めて見た。

それほどまでに君のことを

想っているんだろう……


胸が締め付けられた。