第3章 1.久しぶりの再会
これってもしかして…
「みんな落ち着いてよ~、それじゃあまたマー爺が怒られちゃうじゃん」
そう言って上から鳥にのって降りてくるのは、
「・タクミ!?」
そう、この戦いの前に会った二人だった。
そして私たちに手をかざし魔法を解除する。
「貴様 、我々に何をする!!」
そう言って一人の評議院が魔法を使おうとする。
だけど
「止めないか、この方たちは敵ではない!!」
ラハールがその評議院を止めた。
「久しぶりラハール、相変わらずだね~」
「ええ、あなたもですね」
「お前、こいつと知り合いなのか!?」
「うん、そうだよナツ♪」
えー!?
ギルドの人が評議院と知り合い!?
その事実に驚く私たち。
「それで何の用ですか?」
「ジェラールについてなんだけどね…」
そう言って二人でこそこそ話す。
会話の内容は声が小さくて全く聞こえなかった。
「と、いうわけなの。んで、これがその証拠」
「分かりました、ご協力ありがとうございます」
「いえいえ~!」
そしてジェラールは、エルザと少し話し評議院につれていかれた。