第9章 叶わない願いと想い
※沖田総悟様へ※
この手紙を貴方様が読んでる頃には
あたしはきっと死んでいるのでしょうね...。
沖田様、
今まで数々のご無礼をどうかお許し下さい...。
まさか、この様な結果が待っていたなんて...
あたしは思いも寄らない出来事だったので...
どうすればいいのか分からなかったのです...。
あの日、あの時、
初めて沖田様に出会った時...
あたしは沖田様を"殺そう"としてました...。
沖田様に"あの言葉"を言われるまでは...。
本当に"殺そう"と思ってたんです...
だけど、出来なくなってしまったのです...。
沖田様に出会った日から...
あたしは
"人を殺せなく"なってしまったのです...。