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【薄桜鬼】闇色夢綺譚~花綴り~ ※R18

第1章 闇色夢綺譚~花綴り~


ソイツの所有物だと思われる刀を差し出す。
ソイツは知らないと言う様にゆっくりと首を横に振った途端だ。
目の前の人物は意識を飛ばした。
すると淡い翡翠の瞳から一つ、二つと涙が零れた。
俺は不覚にも涙を流すソイツが綺麗だと思っちまった。

気付いたら俺はソイツに手を伸ばしていた。
頬に流れる涙に触れ、泣くなと声を掛けるとソイツの涙は止まる事を知らない。

お前は、何を想って泣いてる?

お前の瞳は何を映す?




なあ、




名前…。
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