第3章 未来・・・
先日の打ち上げ以来、先輩があたしを気にしてくれる
毎日のように「大丈夫?」と声をかけてくれる
そんなある日
休日に忠義くんとデートをしてた
『もうすぐSWあるやん?今年休み長いしどっか行こう』
忠義「新婚旅行考えよー」
『あ!!それいい!!』
旅行代理店に行った
店員さんと色々話をした
隣から聞き覚えのある声・・・
「あ、やん」
『え・・・』
隣を見たら亮が居てた
錦戸「お前も旅行?」
『あ・・・うん・・・』
忠義「誰ー?」
『あ・・・』
錦戸「高校の時めっちゃ仲良かった錦戸です。あ、この前たまたま仕事で一緒になってな?」
『あ・・・うん・・・』
忠義「大倉です。」
錦戸「旅行?」
『う、うん。そう』
大倉「新婚旅行で・・・」
錦戸「お、おん・・・そうなんや。あ、じゃー・・・」
結局、決まらずに資料だけ貰って忠義くんの家に行った
忠義「錦戸ってヤツと仕事で会ってんの?」
『うん・・・社長同士が仲いいらしくてさ・・・』
忠義「ふーん。やから、最近なんかちゃうんや?」
『そんなこと・・・』
忠義「そっか・・・」
それからたいした会話もなく、あたしは忠義くんの家を後にした
どうしていいんか・・・わからん
正直な気持ち