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うちの本丸【刀剣乱舞】

第56章 面談


「……待ってるだけなのに疲れた。帯、苦しい。」

訪問着じゃなくてスーツにすれば良かったかな、と俺の肩に凭れながら呟く主。

可哀想に、補整の為に腹に巻いてある手拭いが苦しいのだろう。

ここへ来て二時間、やはり予定の時間は過ぎて、他の審神者達にも疲れが見える。

「主、少し宜しいですか?」

主の手を引き控え室から出る。

「長谷部、どこ行くの?」

通路を出た一番端、史料庫と書かれた扉を開く。
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