• テキストサイズ

うちの本丸【刀剣乱舞】

第94章 今を生きる


こそこそ隠れつつ、広間の近くまでやって来た。

よし、今のところ一兄には見付かってないぞ。長谷部さんは主と一緒に居るだろうし、取り敢えず一兄だけ警戒だ!

「右よし、左よし!!」

「‥何か居るんですか?」

「うっわ!!何だ、誰……ひっ、人妻だぁあぁあ!!!」

「はぁ……。それ、まだ言ってるんですか?」

不意に後ろから声を掛けられて、心臓が飛び出るかと思った!振り返ったそこに居たのは綺麗な人妻…じゃない。

「う、ごめんなさい。だって宗三さん綺麗なんだもん!」

俺がここに来た初日、畑で麦わら帽子を被った宗三さんに全く同じ事をしたんだよ。だって凄く綺麗だし色っぽいだろ?間違えたって仕方ないよな?

「それで、貴方は何を?かくれんぼですか?」

「ん?うーん‥まぁそんな感じ?」
/ 1549ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp