• テキストサイズ

うちの本丸【刀剣乱舞】

第94章 今を生きる


「主!一緒に来てっ!」

「え?ちょっ!?」

こうなったら直接怪しいい奴に聞けばいいんだもんね!隣に居た主の手を掴んで走り出す。

「あ、こら!包丁!いけませんよ!」

「おい、待てっ!」

やばいやばい、急いで隠れなきゃ怒られるぞ!

「主、急いで!あ、あそこの部屋何の部屋?隠れるよっ!」

「あーもぉっ!待ってよー!」

滑り込んだ薄暗い部屋の障子を閉めて、床の間に主を押し込んで口を塞ぐ。ばたばたと足音が部屋の前を通り過ぎて行ったし、一先ず安心かなぁ?

「むぐぐ!」

「あ、ごめんね、主。ね、協力してよ!いーでしょ?」

「はぁ…だから私は人妻じゃないって言ってるのに‥」

またそれぇ?んー…あ!じゃあこうしよう。

「ならさ、誰が一番主を好きか調べようよ!」

「え、それ私も行かないといけないの?恥ずかしいんだけど‥」

大丈夫、大丈夫!俺が付いてるから!
/ 1549ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp