第91章 毒入りスープ
「「えっと…まず、あのスープが血だって知ってる人って誰?飲んだ俺と三日月以外で。」」
「「私ですね、調理室で知りました。正気度の減少は大した事ありませんでしたがね。あぁ、浦島には一応隠しています。」」
「「えっ!知らないの俺だけかぁ〜‥じゃあ、毒の事を知ってるのは、俺と小狐丸さんだよね?下僕の部屋も礼拝室も情報は無かったんでしょ?」」
「「ああ、そうだな。鶴と拳銃を拾って、変な物を見てからばーん!としたぞ。加州には何となく伝えたが、しっかり蛇の事を知ってるのは俺だけだな。」」
「「あはは、陸奥守になった時はどうしようかと思ったよねー!じゃあ、蛇はもう無視で、時間も無いし、浦島達が調理室で毒入れて持って来る感じで良い?」」
「「解った!けど、俺には最後までスープが血って内緒にしててね!」」
「「ええ、尽力します。‥では参りましょうか。」」