第91章 毒入りスープ
「「あるじぃ、何これー!このシナリオってこんな話だった?」」
「まぁまぁ…」
SK『で、どうする?俺はきみ達を見てるだけで何もしないぜ?』
宗近『ははは、そのドヤ顔が可愛い?一度うちの短刀達を見てから言うべきだぞ、鶴。』
清光『「はぁ…話が出来ないのかな?聞こえてる?」』
SK『少し考えてから、こくりと頷く。』
清光『「聞こえてるけど話せないみたいだね…宗近さん、この子どうします?」』
宗近『仔鶴を見て何か無いのか?灯りを近付けたら見えやすくなるだろ?』
「「仔鶴!?」」
「「命名、仔鶴。」」
KP『え、えっと、あなた達は仔鶴ちゃんを蝋燭で照らして良く見ました。服は自分達と同じ物ですが、その表面は赤く濡れ、小さな手には拳銃を握っているのが解りました。』