第91章 毒入りスープ
清光『「三条先生、先生も居たんですね。宗近さんも浦島さんも…ここは何処なんでしょう?」』
宗近『真ん中の机に近付いて、目星を振るぞ?』
浦島『あ、俺も目星!』
KP『…浦島さんは、三条先生って双子だったんだなぁ〜とか思ってて何も気付きませんでしたね。宗近さんは、机の上に木製の器に入った赤い液体と、椅子に紙が二枚置いてあるのに気付きます。』
宗近『ふむ‥まぁ、読むだろうな。』
KP『紙を手に取ると、そこにはこうありました。【帰りたいなら、一時間以内に毒入りスープを飲め。飲むまでは君じゃあここから出られない。一時間以内に飲めなかったらお迎えが来るぞ。】』
宗近『飲むな。』
「「はぁ!?」」
「…飲むの?」
「はは、良いね!やれやれ!」
宗近『「俺は飲むぞ。」』