第91章 毒入りスープ

「なら、助言してくれそうな奴も連れて来ればいいさ！きみの事だ、どうせ今回も甘くするつもりなんだろ？」

「へへ、バレた？私は全員を生きて返したい派だからね！んじゃ、暴走しそうな子には保護者をつけて…」

誘う顔触れが決まり、よし！と、満足そうに腕組みしたところで、本丸の部屋に道具を持った二人が帰ってくる。

「｢主君、用意出来ましたよー！｣」

「｢ただいま戻りました。お誘いする方はお決まりになられましたか？｣」

「ありがとう、決まったよ！今からこの子達を呼んで来てくれるかな？あと、キャラクターシートも人数分出しておいてね。」

二人へ見える様に、名前に丸をした日記帳を向けると、なるほど、とにこにこしながら頷いて、二人がまた部屋を出て行く。

さぁて、今日はどんな驚きが待ち受けているかな？