第84章 ジャックダニエル
「ふぅ‥ちゃん、ごめんね。」
「っえ?」
「おい…燭台切っ!」
ひゃぁ!?と小さく叫んだちゃんの背中から手を差し入れて、仰向けから起き上がらせて長谷部君に凭れ掛からせる。
長谷部君に抱き締められたちゃんが驚いた様に振り返る。
「みつただっ!?」
「僕も限界。」
後ろから腰を両手で掴み、ごぽっと白い欲の塊が溢れるそこへ、熱く張り詰めた自身を一気に押し込む。
「っあぁっ!!?」
「あるじっ…おい、燭台切、加減しろ!」
「はは!む、りっだね…」
長谷部君の吐き出したそれで、中が熱くてぬるぬるとして不思議な感触だ。果てたばかりだからか、ぎちっと啣えた奥が僕を誘い込む。
ああ、熱い。余裕無いかも‥