第84章 ジャックダニエル
「ゃ…違っ‥」
「‥違うんですか?」
その指をべろりと舐めてから、今度は下着の上からそこをなぞる。
「っぁ…あ‥」
ああ、良いよ。その声がもっと聞きたい、背筋がぞくっとする。
「あるじ、下着がぐっしょりですよ?何もしていないのに不思議ですね。」
ふふ、よく言うよね。
左手で胸の先をくにくにと転がしたまま、右手をちゃんの下着の中に入れる。
やだなぁ、長谷部君。そんなに睨まないでよ‥
長谷部君が下着の上からなぞる、その蜜で濡れた小さな尖りを、人差し指と中指で挟んだ。
「っゃあぁっ!?」
「あるじは、こいつの指がそんなにお好きですか?」
「ち、が…っぁ‥」
「違うの?傷付くなぁ‥」
胸の先と、濡れたその尖りを同時にキツく抓ると、少し身体を浮かせて長谷部に抱き付いたまま身体を強張らせ、ビクビクと震えた。