• テキストサイズ

禁断の兄妹【r18】

第18章 愛すべき人


「えーーーーー!!!奏多くんからラブレター!?」
「うん・・・」
「あーあ、奏多くんは無いわよねぇ~・・・」

 奏多くんとは正直に言ってしまうと、ぽっちゃりしていて顔のバランスも悪い女子に不評な男子。だから私の友達も奏多くんにドン引き。

「でも姫香は可愛いし、告られるのもしょうがないよね。」
「そうそう。美形はいいなぁ。お兄さんもイケメンだし。」
「えっ、お兄ちゃんはイケメンだけど、私は・・・」

 私が美形なのかしら。わかんない。

「たしか姫香はお兄ちゃん大好きっ子の仲良し兄妹なんだよね。それも羨ましい!」
「うんうん!」
「まぁ、まぁそれは否定しないけど・・・」

 でもお兄ちゃんが恋愛感情として好きなブラコンとは言えない。奏多くんにもさすがにそれは言えないかな・・・
/ 113ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp