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同じ屋根の下で。

第3章 貴良の過去


日曜日の晴れた朝。私はリビングルームへ向かう。

「おはようございます。」
「おはよう。○○ちゃん。よく寝れた?」
「はい。令音さんがこのシェアハウスに入れてくださった以来、すごく眠れています。」
「よかった。」

 令音さんとそんな会話をしていた。相変わらず男だらけ・・・あれ?一人足りない?

「あのさ、一人足りなくない?」

 私が5人に聞くと、聖夜くんが

「貴良だろ?あいつはいつも寝坊してる。平日も休日もだ。」という。

 いつも寝坊しているんだ。なら私が・・・

「よかったら、起こしてこようかな?」
「ありがとう。お願いだ。」

 聖夜くんは少しあきれ顔で言う。
 よし!貴良くんを起こしてこないと。
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