第2章 仕事の後のXmas night。
『っ…ふうっ…んっ』
焦らすようにゆっくりと進む肉棒。
外、そして誰かに見られてしまうのではないかという恐怖でどうしようもなく身体が疼く。
「っ…きつっ…誰かに見られそうなのに締め付けすぎじゃない?変態。」
『ちがっ…』
ベビードールの肩紐はずり下がり両胸は露出している。
時折、捕まっているベランダの手すりに触れ、冷たさからびくりと身体が跳ねた。
「気づいてる?下、びちゃびちゃ。感じすぎでしょ。」
言われて床を見れば点々と水跡。
恥ずかしさで身体に力が入り、中の肉棒を締め付けたのに気づいたのは月島くんが苦しそうな声を出したから。
「っ…梢…締めすぎ…」
『ごめっ…なさっ…』
謝れば、ずぶり、奥まで刺さる肉棒。
1番奥の1番気持ちいい場所にえぐるように肉棒を打ち付けられ、思わず腰がひける。
「逃げないでよ…もっと楽しませて。」
蛍はがっちりと腰をつかみ、激しくピストンされる。
先ほどよりも水音は激しくなり、ぐちゃぐちゃとあたりに響いている。
『はっ…けいっ…けいぃ…も…イっちゃ…』
「梢は外で床、びちゃびちゃに濡らしてイくんだ。」
蛍は背筋を舌でなぞりながら私に問う。
『そ…ですっ…きもちくて…止まらないっ…』
「梢はどこで何をしてるの?言えたらイっていいよ?」
そう、甘く囁かれ、残っていた私の理性は消え去った。
『ほてるの…べらんだで…蛍とせっくすしてるのっ…!
いっぱい奥ぐりぐりされてイっちゃいそう…』
「イくならちゃんとイくって言いながら…ね?」
奥の奥、子宮口の辺りをがんがん突かれ、肩を軽く噛まれたら、限界を迎えたらしく、身体がぶるりと震える。
『ああんっ! けいっ…!イくっ!おくごんごんされてイっちゃうっ!』
ぼそりと蛍が何かを言ったような気がしたけれど、それより少し前に、私の頭は真っ白になり、ふ、と意識が途切れた。