第28章 純愛の手ほどき、シテくれる？ / 伊達政宗

(舞、達しろ、早く……っ)


あれだけ言った以上、男の誇りにかけても、舞より先に果てる訳には行かない。

限界が近づく中、その意地だけで舞をどんどん追い込んでいく。

奥の奥をひたすらエグるように突き、舞の耳を甘く噛みながら囁いた。


「……お前も腰、動いてんな、ヤラシーの」
「あぁっん…っだって……っあぁああっ」
「そんなに俺の、気持ちいい……？」
「まさ、むねぇ……っはぁ…っん……っ！」
「熱いの、欲しいだろ…？ 奥に、思いっきり…っ」



ぐちゅんっぐちゅんっ、んぐちゅうぅぅっ！！！



政宗は、思いっきり舞の奥を突き上げた。
その瞬間。



「あぁあっ、まさ、むねぇぇ…………っ！」



舞が切なく叫び、中がぎゅううっと締め付けられた。

直後、脱力し舞が仰向けのまま動かなくなる。

果てた、と思った瞬間。
一気に射精感が高まり、自分が抑えられなくなって。



「んぁあ…っ出るっ、舞…………っ！」



どぴゅどぴゅっ！ごぷごぷごぷごぷ……っ！



政宗も果て、舞の中に思いっきり白濁液を吐き出した。
目の回るような達成感、思いっきり身体を突き抜けていく。



「はぁ…っあぁ…………っ」



暴れる男根を押さえつけ、一滴も漏らさないように緩く突く。
最後の最後までしっかり注ぎ込み……

そして、ゆっくり引き抜くと、舞の身体に覆いかぶさって、荒く息を吐いた。



「結…構、まずかったな……っ」



政宗は舞の上で、思わず苦笑いする。
女を抱いていて、こんなに理性が飛んだのは初めてだった。

未だ舞の肌は心地よく、こうして重なっているだけで、まだ熱が身体を蝕む感じがする。



「舞……」



政宗は気を失ってしまった舞の髪を梳き、額や頬にそっと口付ける。

愛しさが込み上げ、そのまま抱きすくめた。



「……起きたら、もう一回な」



舞の耳元でそっと囁き、政宗も静かにまぶたを閉じた。