第22章 ストリートバスケは波乱の予感…です…
ザァァァッと降り続く雨
氷室「残念だが、勝負はおわずけだな」
そう言って辰兄は私の方に来ようとするが
……え?なんで?
大我「待てよ!タツヤ!」
大我に止められ歩みを止める
氷室「俺も続けたいのは山々だが、この雨だとじきに中止になるだろう。それに滑る地面でのバスケは危険だ。特に…」
ツッと辰兄は視線を鉄平さんに向ける
氷室「先輩が再び古傷を痛めたら困るだろう?」
それを聞いた鉄平さんは辰兄を見る
大我は軽く舌打ちをしてボールを地面に叩き付けると辰兄はそれを取った
氷室「とは言え、折角の再会だ。土産を置いていくよ。タイガの知らない技だ」
大我はん?と辰兄を見る